マカオ、2026年1月のタクシー違反検挙数は110件…前年同月比4割減
- 2026/3/2 11:19
- 社会・政治
マカオでは、ひと頃に比べて状況は落ち着いたものの、依然として悪質タクシーが暗躍しており、市民や観光客の間から不満の声が多く聞かれ、当局が観光都市としてのイメージ低下につながるとして罰則強化など対策を進めてきた。
このほどマカオ治安警察局が公表した最新の交通関連統計によれば、2026年1月のタクシー違反検挙数は前年同月から41.2%減の110件だったとのこと。
違反の内訳については、タクシー乗り場で行列順を無視して客を乗せる行為が46.0%減の68件に上り、全体の61.8%を占めた。その他、乗車拒否が46.9%減の17件、いわゆるぼったくりが83.3%減の1件など。
マカオのタクシーをめぐっては、一部の悪質なタクシードライバーによるぼったくりや乗車拒否が大きな社会問題となったことを受け、2019年6月に罰金の大幅値上げや違反累積(5年内に4回)での免許取り消し制度の導入といった罰則の強化などを盛り込んだ改正タクシー法が施行され、以降は違反検挙件数は激減。2020年以降はコロナ禍での行動制限やインバウンド旅客数の低迷により違反検挙件数についても低位を維持してきた。しかしながら、2023年の年初からアフターコロナで社会・経済の正常化が進む中で需要の回復が進み、2025年通期のタクシー違反検挙数は前年から144.8%増の1802件に上り、タクシー乗り場で行列順を無視して客を乗せる行為が明瞭な増となり、6割弱を占めた。
なお、マカオにおいて年間最大の観光シーズンのひとつとなる旧正月(春節)ホリデーが2025年は1月末から2月初頭、2026年は2月下旬と時期がずれていることから、1〜2月累計での比較がよりリアルな状況を反映したものとなる。























