マカオ、17年第3四半期企業統計…前年同期比で会社新設数増、登録資本金減
- 2017/11/6 11:55
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は11月6日、今年第3四半期(2017年7〜9月)の企業統計を発表。会社新設数は前年同期から163社増の1250社、登録資本金は6.4%減の1.2億パタカ(日本円換算:約17.1億円)だった。
業種別では、ホールセール・リテール業が486社、ビジネスサービス業が257社、建設業が179社と多かった。なお、解散企業数は160社で、取り消し資本金は3298万パタカ(約4.7億円)。
登録資本金の規模では、5万パタカ(約71万円)以下が全体の71.9%を占める899社で、これらの合計資本金は2327万パタカ(約3.3億円)。一方、100万パタカ(約1423万円)以上は26社で、合計資本金は4810万パタカ(約6.8億円)で、全体の41.5%を占めた。
資本金の出所については、マカオからが6822万パタカ(約9.7億円)、中国本土からが2215万パタカ(約3.2億円)で、このうち汎珠江デルタ9省からのものが1645万パタカ(約2.3億円)を占めた。株主構成では、株主全員がマカオ籍という企業が845社、マカオとその他の国家または地域の組み合わせが136社。
今年第3四半期までの累計会社新設数は前年の同じ時期から606社増の3951社、登録資本金は18.6倍の75.8億パタカ(約1078.7億円)、解散企業数は578社、取り消し資本金は1.2億パタカ(約17.1億円)。
今年第3四半期末時点のマカオの登録企業数は6万0045社となり、前年の同じ時期から4229社の増。