スタンガン機能付き懐中電灯所持でフィリピン人女子逮捕…マカオ国際空港の手荷物検査で発見

マカオ治安警察局の発表によれば、12月15日にマカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の乗客の荷物の中から禁制品と思われる品が見つかったと空港警備担当から通報を受けたという。

警察官が荷物の中身を確認したところ、マカオで禁制品扱いとなっているスタンガン機能の付いた懐中電灯1点が見つかった。その後の警察の調査で、このスタンガンが法律の定める禁止武器に相当するものであると確認されたことから、荷物の持ち主であるフィリピン人の女(28)を逮捕したとのこと。警察では、女を武器弾薬関連法違反の罪で送検する方針。

マカオ国際空港の手荷物検査場では旅客の携行品の中から催涙スプレーやスタンガン、メリケンサックなどが発見される事案が相次いでいる。護身用の商品であっても、同時に攻撃性を有するとみなされることから、マカオでは禁止武器の範疇に含まれている。

フィリピン人の女の手荷物の中から見つかったスタンガン機能付き懐中電灯(写真:マカオ治安警察局)

フィリピン人の女の手荷物の中から見つかったスタンガン機能付き懐中電灯(写真:マカオ治安警察局)

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