マカオでアジア最大規模のカジノ見本市「G2Eアジア2018」開幕

今年で12回目を迎えるアジア最大規模のカジノ見本市「G2E(グローバル・ゲーミング・エキスポ)アジア2018」が今日(5月15日)午前、マカオ・コタイ地区のIR(統合型リゾート)ヴェネチアンマカオのコタイエキスポホールで開幕した。会期は5月17日までの3日間。

G2Eアジアはアメリカゲーミング協会とリード・エグジビションズの共催。マカオのみならずアジア地域を中心に世界中からカジノ業界関係者が集結し、業界の最新トレンドや技術を展示するほか、業界VIPスピーカーが登壇し、カジノ業界の最新情報や今後の展望などについて話し合うカンファレンスも多数用意されるなど、アジアにおけるゲーミング(カジノ)業界の情報、技術、人材が行き交う「ハブ」としての役割を担う見本市として重要視されている。

オープニングセレモニーでアメリカゲーミング協会を代表して開幕式典に登壇したステーシー・パパドプロス法律顧問兼バイスプレジデントによれば、今回の展示面積は前回から30%拡大の3.7万平米、出展者数の35%が新規、3日間の予想来場者数は1万5000人で、このうち1800人が地元マカオ及び世界のプロバイヤーとのこと。パパドプロス氏は、G2Eアジアは今後も内容及び展示の国際化と多様化など、革新的な取り組みを行うことで、持続的発展につなげたいとした。

「G2Eアジア2018」オープニングセレモニー=2018年5月15日、ヴェネチアンマカオ-本紙撮影

「G2Eアジア2018」オープニングセレモニー=2018年5月15日、ヴェネチアンマカオ-本紙撮影


「G2Eアジア2018」エキジビションホール=2018年5月15日、ヴェネチアンマカオ-本紙撮影

「G2Eアジア2018」エキジビションホール=2018年5月15日、ヴェネチアンマカオ-本紙撮影

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