マカオ、賭け事しないスポーツ観戦キャンペーン閉幕…延べ8万人が参加

4年に1度のサッカーの祭典が開催されるにあたり、マカオ政府社会工作局及び教育青年局と7つの民間社会福祉団体が今年1月から7月にかけて「賭け事しないスポーツ観戦」キャンペーンを展開。7月8日に閉幕式が開催された。

キャンペーンの目的は、主に青少年、児童のスポーツ観戦に対する正しい価値観を育成すること。期間中、各種セミナーやサッカー大会のほか、学校におけるイベントなどを開催し、学生、教員、学生の保護者、ギャンブル産業従事者など、延べ8万人が参加したとのこと。

マカオ政府社会工作局では、W杯期間中はギャンブル依存を自覚できなかった人が終了後に落ち着いたタイミングで気づくといったケースもあり、ギャンブル依存に関する相談が増えると予測されるとし、すでに啓蒙活動を展開しているが、今年下半期にかけて予防策を一層強化して臨む方針を示した。

「賭け事しないスポーツ観戦」キャンペーン閉幕式でスピーチする社会工作局の許華寶局長代理=2018年7月8日(写真:マカオ政府教育青年局)

「賭け事しないスポーツ観戦」キャンペーン閉幕式でスピーチする社会工作局の許華寶局長代理=2018年7月8日(写真:マカオ政府教育青年局)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  目下、マカオ・コタイ地区にある東亜運動会体育館(通称:マカオドーム)で卓球の「WTTチャンピオン…
  2.  マカオ治安警察局は9月13日午後の定例会見で、マカオ滞在中に盗撮行為を繰り返したとして50代の日…
  3.  マカオは今年(2024年)五年に一度のマカオ特別行政区行政長官選挙イヤーを迎えている。マカオ行政…
  4.  マカオ治安警察局は9月12日、マカオの路上で香港の宝くじに相当するマーク6(六合彩)を販売した6…
  5.  マカオで複数の統合型リゾート(IR)を運営するSJMリゾーツ社とマカオ美術協会が主催するアートラ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  3.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun