マカオ政府統計調査局は11月8日、今年（2018年）7〜9月期の住宅価格指数を公表。

マカオの今年7〜9月期の総体住宅価格指数は270.4で、今年6〜8月期から0.2%上昇。エリア別の価格指数ではマカオ半島が0.3%上昇の272.9、タイパ島・コロアン島が0.1%下落の259.0。

現住物件（中古）の価格指数は0.3%上昇の292.0。エリア別ではマカオ半島が0.3%上昇の287.8、タイパ・コロアン島が0.1%上昇の311.3。築年数別では、6〜10年が1.1%、11〜20年が0.8%のそれぞれ上昇。未完成物件（プレビルド）については2.0%下落の275.8。

前年同時期との比較では、総体住宅価格指数が9.1%、中古が11.1%、プレビルドが7.8%のそれぞれ上昇だった。

住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2018年1月本紙撮影