マカオ航空が5ヶ月ぶり燃油サーチャージ値上げ…12月1日発券分から片道1区間32米ドルに=日本発は19年1月末まで3500円で据え置き

マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空は11月8日、今年(2018年)12月1日以降のマカオ発券分の航空券(マカオ発運賃)について、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の徴収額を従来の片道1区間28米ドル(日本円換算:約3183円)から32米ドル(約3638円)に値上げすると発表した。

日本線を含む全路線(同社運航便及び同社便名の付くコードシェア便)が対象とのこと。同社の燃油サーチャージ値上げは5ヶ月ぶりとなる。

燃油サーチャージは発券日が基準となるため、12月1日以降出発分航空券であっても前日までに発券されたものであれば差額を徴収されることはない。

マカオ航空はマカオと日本を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社で、東京(成田国際空港)、大阪(関西国際空港)、福岡に乗り入れている。

なお、マカオ航空の日本語公式サイトに10月24日付で掲載された情報によれば、日本発券分の航空券(日本発運賃)の燃油サーチャージについては、来年(2019年)1月31日発券分まで従来通りの片道1区間3500円を継続するとしている。

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

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