マカオ、労働節GW初日のインバウンド旅客数は約17.6万人

 中国本土で5連休となる「五・一」労働節ゴールデンウィーク(GW)はインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある多客期のひとつに数えられる。

 また、第二の旅客ソースにあたる香港でも5月1日の労働節と5日の仏誕節の2つのパブリックホリデーが存在し、飛び石連休となる。

 マカオ政府旅遊局は、今年の労働節GW(5日間)の単日平均インバウンド旅客数を延べ12.7万〜14万人(前年同時期は12.1万人)と見込んでいる。

 マカオ治安警察局が5月2日未明に公表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、労働節GW初日(5月1日)のインバウンド旅客数は17万6921人だったとのこと。初日から当局予想を上回り、幸先の良いスタートとなった。

 同日午後、マカオ半島の歴史市街地区にある世界遺産・聖ポール天主堂跡周辺では、混雑による歩行者の通行規制が講じられた。

 同局では、出入境のピークを5月3日と予想している。

マカオ半島北部に位置する広東省珠海市との主要な陸路の玄関口「關閘イミグレーション」(資料)=2024年10月本紙撮影

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