マカオ税関が未検疫肉類の密輸摘発強化…近隣地区でのアフリカ豚コレラ発生報告受け

近日、マカオに隣接する中国広東省珠海市でアフリカ豚コレラの発生報告があったことを受け、マカオ税関はイミグレーション施設における手荷物検査の強化といった水際対策を進めている。

マカオ税関(澳門海關)は12月20、21日にかけて、未検疫肉類を輸入に必要な手続きをせずハンドキャリーで越境運搬する違法行為をターゲットとした取り締まりをマカオ半島北部にある珠海市との陸路の玄関口にあたる關閘イミグレーションにおいて実施した。

取り締まり期間中、不審な行動をしていた45人に対する手荷物検査及び追跡調査を行った結果、13件の違反を摘発し、豚肉26.5キログラム、家禽類16.8キログラム、魚の干物5.8キログラム、鮮魚18.1キログラムなど、計94キログラム分の未検疫食材を押収したとのこと。

マカオ税関が押収した未検疫食材の一部(写真:澳門海關)

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