マカオ国際空港に新たなフードコートがオープン…ペッパーランチやばり馬ラーメンなど入る

今年に入って以降、マカオ国際空港旅客ターミナルビル内に新たな飲食店のオープンが相次いでいる。

マカオ国際空港運営会社のCAMは4月24日、制限エリアのM階にフードコート「FOODLANE(美食廊)」がオープンしたと発表。日本発祥の「ペッパーランチ」と「ばり馬ラーメン」のほか、香港で複数店舗を展開するマカオ料理の「AZORES(亞蘇爾) EXPRESS」の3店が入る。ばり馬ラーメンとAZORESはマカオ初登場。

CAMの発表によれば、公開入札を経て決定したもので、契約期間は5年間とのこと。国際的に知られる飲食店の誘致を通じて、旅客により幅広い飲食体験を提供できるとした。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。近年、マカオ国際空港の旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年通期の旅客数は対前年15%増の延べ826万人を記録。現在、日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週4往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。今年7月1日からは成田線がダブルデイリー(1日2往復)になる予定。

マカオ国際空港旅客ターミナルビルの制限エリアに新オープンしたフードコート「FOODLANE」(写真:CAM)

マカオ国際空港旅客ターミナルビルの制限エリアに新オープンしたフードコート「FOODLANE」(写真:CAM)

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