禁制品のメリケンサック所持で中国本土出身の男逮捕…マカオ国際空港の手荷物検査で発見

マカオ治安警察局の発表によれば、6月14日午前11時半頃、マカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の乗客の荷物の中から禁制品と思われる品が見つかったという空港警備担当からの通報があったという。

警察官が荷物の中身を確認したところ、ナックルダスター(メリケンサック)が見つかり、鑑定の結果、禁制品(武器)に相当することが確認されたことから、荷物の持ち主である30代の中国本土出身の男を逮捕したとのこと。男は警察の調べに対し、数年前に友人からもらったもので、マカオで禁制品だと知らなかったなどと供述しているという。警察は、男を武器及び爆発物所持罪で送検する方針。

マカオ国際空港の荷物検査場では旅客の携行品の中から禁止武器に相当する物品が発見される事案が相次いでいる。護身用の商品であっても、同時に攻撃性を有するとみなされることから、マカオでは禁止武器の範疇に含まれている。マカオ国際空港では今年(2019年)3月に制限エリア及び航空機内への持ち込み不可物品リストを更新しており、利用にあたって事前に規定を確認しておきたい。

旅客の手荷物の中から発見されたメリケンサック(写真:マカオ治安警察局)

旅客の手荷物の中から発見されたメリケンサック(写真:マカオ治安警察局)

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