マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡一帯で盗撮繰り返す…中国本土出身の40代の男逮捕

 マカオ治安警察局は11月6日、マカオ半島の歴史市街地区にある世界遺産・聖ポール天主堂跡一帯で盗撮行為を繰り返したとして、中国本土出身の無職の男(41)をプライベート生活侵入罪で逮捕、送検したと発表。

 同月2日午後4時頃、治安警察局所属の警察官が聖ポール天主堂跡一帯で防犯パトロール中、スマートフォンを手にした状態でセクシーな服装をした女性に近づく不振な男を発見し、盗撮の疑いがあるとして職務質問を実施。この際、男のスマートフォンのフォトアルバムに、いずれもセクシーな服装をした複数の女性のスカートの中、臀部、大腿部を撮影した写真28点、動画17点が見つかったとのこと。男は警察の調べに対し、自身に盗撮癖があるとした上、当日は撮影目的でマカオを訪れ、現場付近で撮影対象を物色しながら撮影していたなど、犯行を認める供述をしたという。

 聖ポール天主堂跡はマカオを代表する世界遺産建築物のひとつで、常に多くの観光客で賑わう場所。

聖ポール天主堂跡一帯で盗撮を繰り返したとして逮捕された男(写真:マカオ治安警察局)

聖ポール天主堂跡一帯で盗撮を繰り返したとして逮捕された男(写真:マカオ治安警察局)

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