マカオと深セン福永港結ぶ高速船が運休…新型肺炎影響=残るは深セン蛇口と珠海湾仔路線のみに
- 2020/2/18 20:13
- 香港・大湾区
中国・湖北省武漢市で集中発生している新型コロナウイルスによる肺炎について、世界各地で感染拡大に対する懸念が高まる中、中国本土からのインバウンド旅客が多いマカオでも、官民の間で各種防疫対策が進んでいる。
マカオ政府海事・水務局は2月18日、新型肺炎流行の影響を受け、マカオ外港フェリーターミナルと中国広東省の深セン福永港(深セン国際空港隣接)を結ぶ高速船が19日から運休すると発表。再開時期は未定。
すでにマカオと香港各地を結ぶ高速船などが運休となっており、残るルートはマカオ外港及びタイパの両フェリーターミナルと深セン蛇口港、マカオ内港と広東省の珠海湾仔をそれぞれ結ぶ路線のみとなった。
なお、現時点でもマカオと香港、広東省の間はそれぞれ陸路でのアクセスが可能となっている。