マカオ、2週間連続で新型コロナウイルスの新規感染確認ゼロ…累計患者数10人、5人が治癒し退院済み、残る5人も1〜2日以内に退院へ

 中国・湖北省武漢市で集中発生している新型コロナウイルスによる肺炎について、世界各地で感染拡大に対する懸念が高まる中、中国本土からのインバウンド旅客が多いマカオでも、官民の間で各種防疫対策が進んでいる。

 マカオ政府新型コロナウイルス感染対策センターは2月18日午後5時(現地時間、以下同)から定例記者会見を開催。同センターによれば、直近24時間以内に新たな新型コロナウイルス感染確認例はなかったとのこと。これで2週間(14日間)連続で新規感染確認ゼロとなった。これまでの累計患者数は10人で、最初の7人が武漢からの旅客、直近の3人がマカオ人。すでに治癒し退院した人の数は5人に上り、いずれも武漢からの旅客。残る5人についても軽症で、今後1〜2日以内に退院見込みとした。

 マカオにおける直近の新規感染確認は2月4日のこと。翌5日から防疫対策強化の一環で、すべてのカジノが15日間の休業に入った。カジノは20日午前0時から再開可能となっている。新規感染確認ゼロの期間とカジノ一時休業期間が一致していることから、カジノ再開後の動向に注目が集まっている。

 なお、カジノ再開と同じ2月20日からの新たな防疫措置として、中国本土からマカオへ越境通勤する就労ビザ保有者に対する強制検疫が導入される。20日以降、マカオへ入境する場合、中国本土の指定の検疫施設に14日間滞在し、証明を得ることが条件となる。目下、中国本土とマカオを往来する人の数は大幅に減少しているが、越境通勤者は一定の数が存在しているという。マカオ政府では、2月初旬から企業などへ越境通勤者を一時マカオに住まわせるなどの対応を要請していた。マカオ居民(マカオ居留権保有者)の越境については今回は対象外だが、中国本土との往来を控えるよう呼びかけた上、今後、状況に応じてイミグレーション施設の通関時間の短縮等の追加措置を講じる可能性があるとのこと。

2月18日夕方に開催されたマカオ政府新型コロナウイルス感染対策センターによる定例記者会見(写真:マカオ政府新型コロナウイルス感染対策センター)

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