マカオ、20年4月運輸通信統計公表…商用便のフライト数が97.3%減

 マカオ政府統計調査局は5月31日、今年(2020年)4月の運輸通信統計を公表。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策の一環として3月下旬から検疫措置が一層強化されたことを受け、4月マカオ国際空港を離発着した商用便のフライト数は前月からさらに減少し、前年同月から97.3%減となる162便にとどまった。1〜4月累計では前年同時期から63.3%減の8573便。

 また、4月のマカオ国際空港における貨物取扱量は56.4%減の1515トン。内訳は輸入が131トン、輸出が1372トン、トランジットが12トンで、いずれもマイナス。1〜4月累計の貨物取扱量は前年同時期から34.7%減の7916トン。

 4月の陸路のコンテナ貨物の総重量は64.1%増の2167トン、海路は33.5%減の7435トン。1〜4月累計では陸路が前年同時期から24.7%増の7244トン、海路が28.9%減の3万3873トン。

 4月末時点の携帯電話契約数は前年同月から1.3%減の211万6999件、固定電話契約数は6.7%減の11万3559件、インターネット契約数は9.1%増の60万6917件。4月単月のインターネット総接続時間は1.4%増の1.4億時間、1〜4月累計では6.1%増の5.4億時間。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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