マカオ、20年6月の総合消費者物価指数対前年0.94%上昇の102.59…上昇幅は前月から0.73ポイント縮小
- 2020/7/18 10:24
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局が7月17日に公表した資料によれば、今年(2020年)6月の総合消費者物価指数(2018年4月〜2019年3月=100)は102.59で、前年同月から0.94%上昇。上昇幅は前月(+1.67%)から0.73ポイント縮小した。3ヶ月連続の縮小。
前年同月比での主な上昇要因として、豚肉小売価格の上昇、外食費、外来医療費、さらには住宅賃料の値上がりが挙げられる。分類別では、医療(+5.26%)、教育(+5.21%)の指数が顕著な上昇だった一方、通信(-9.16%)と衣類・履物(-7.45%)は大きく下落した。
今年6月までの直近12ヶ月の総合消費者物価平均指数は、前の12ヶ月から2.39%上昇。上昇幅は前月から0.14ポイント縮小。分類別では、教育(+5.27%)、食品・ノンアルコール飲料(+4.86%)、医療(+4.32%)の指数上昇が目立った。
今年第2四半期(4〜6月)の総合消費者物価平均指数は102.92で、前年同時期から1.55%上昇。今年上半期(1〜6月)の総合消費者物価平均指数は前年同時期から2.07%上昇。