失業率1.9%維持―今年1月-3月就業調査

マカオ政府統計調査局は26日、今年(2013年)1月-3月の就業調査結果を発表。失業率は前回調査(2012年12-13年2月)の1.9%と変わらず、引き続き歴史的低水準を維持。就業不足率は0.1%プラスの0.7%だった。

同時期の労働人口は35.9万人、労働力参加率は71.9%。そのうち就業人口は35.2万人で、前回調査と比較して1,200人の増。業界別ではホールセール業、文化・娯楽・ゲーミング業及びその他サービス業従事者の数が伸びた。

失業人口は6,800人で前回調査から100人増。初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は6.2%で、0.8%下落。

今年第1季の失業率は1.9%で、昨年第4期の水準を維持。マカオ市民の失業率は直前期比0.1%上昇の2.5%、労働人口は同1,900人増、そのうち就業人口、失業人口はそれぞれ1,700人、1,900人。

この他、第1季の就業人口における平均収入は12,000パタカで、昨年第4期と変わらず、地元マカオで就業するマカオ市民の平均収入は14,500パタカとなり、同1,500パタカの増加。

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