マカオ司法警察局は9月25日、同月24日午後4時20分から午後8時30分にかけて、大型IR（統合型リゾート）施設が集中するコタイ地区のカジノ施設付近一帯で防犯パトロールを実施したと発表。

　今回のパトロールには刑事捜査員14人が参加。期間中、61人（男性47人、女性14人）に対する調査を行った結果、特に異常はなかったとした。

　マカオ司法警察局では、カジノ施設及び周辺をはじめとする夜の繁華街における防犯パトロールを不定期で実施している。

　目下、マカオのカジノは新型コロナウイルス感染症（COVID-19）防疫措置を講じたニューノーマル下での営業を行っている。また、中国本土居民を対象としたビザに相当するマカオ渡航許可の申請が全面的に再開されたことを受け、今後中国本土からのインバウンド旅客の復調が見込まれている。

カジノ施設内における防犯パトロールの様子＝2020年9月24日（写真：マカオ司法警察局）