マカオ、2020年の住宅取引件数・価格とも対前年マイナスに…平均平米単価6.3%下落の約132万円

 このほどマカオ政府財政局(DSF)が公表した最新統計によれば、昨年通期(2020年1〜12月)の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前年から17.4%減となる6394件だった。

 住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価は同6.3%下落の10万2141マカオパタカ(日本円換算:約132万円)だった。

 昨年12月に限ると、取引件数は前月から19.2%減の464件、平均平米単価は同2.4%下落の10万4171マカオパタカ(約135万円)。

 マカオでは昨年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症防疫対策が講じられており、経済に大きなマイナス影響が及んでいるが、住宅不動産市場についてはこれまでのところ比較的安定して推移している。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2020年7月本紙撮影

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