香港、4/27の新型コロナ市中感染確認は3人…感染経路不明は3日連続ゼロ…輸入性は日本からの入境者含む5人

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、4月27日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から4人増の8人とのこと。内訳は市中感染が3人、輸入性(海外からの入境者)が5人。市中感染のうち感染経路不明は3日連続ゼロを維持した。

 輸入性5人はトルコ、インドネシア、日本、インドからの入境者で、うち2人がN501Y変異株ウイルスだった。

 このほか、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)については5人以下とのこと。

 香港における過去14日間累計の新規感染確認は146人で、その約24%を占める市中感染35人のうち感染経路不明は17人。ここまでの累計感染確認数は1万1749人。

 香港政府は27日午後に記者会見を開き、同月29日から5月12日にかけて、新型コロナワクチン接種を条件にソーシャルディスタンス制限を緩和する「ワクチンバブル」を実施することも明らかにした。レストランのイートインの営業時間の延長や、同卓人数の拡大などが盛り込まれた。

香港のイメージ=香港島・中環にて本紙撮影

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