香港、4/28の新型コロナ市中感染確認は1人…輸入性6人中2人がN501Y変異株ウイルス感染

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、4月28日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から1人減の7人とのこと。内訳は市中感染が1人、輸入性(海外からの入境者)が6人。市中感染確認された患者の感染経路は判明しており、感染経路不明は4日連続ゼロを維持した。

 輸入性の6人はインド、フィリピン、ネパールからの入境者で、うちホームヘルパーとして働くため香港入りしたフィリピン人の2人がN501Y変異株ウイルスだった。

 このほか、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)については20人以上いるとのこと。

 香港における過去14日間累計の新規感染確認は141人で、その約25%を占める市中感染35人のうち感染経路不明は16人。ここまでの累計感染確認数は1万1756人。

香港の町並み(資料)—本紙撮影

香港の町並み(資料)—本紙撮影

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