香港、流行第4波終息後初の市中感染例確認…感染経路不明でN501Y変異株=患者は17歳の女子高生=6/5

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いていたが、5月にかけてようやく状況が落ち着き、政府が5月29日に終息との見方を示した。

 香港政府の発表によれば、6月5日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は1人だったとのこと。唯一の感染確認例は現地の高校に通う17歳の女子生徒。患者に海外渡航歴はなく感染経路は不明、N501Y変異株ウイルス感染事案といい、第4波終息後初めての市中感染例となった。感染経路不明の市中感染例の確認は4月23日以来のこと。

 患者は6月2日に発熱、鼻水、頭痛等の症状が出たことから、3日に医療機関を受診。この際に受検したウイルス検査結果で陽性反応が確認されたとのこと。

 6月4日から5日朝にかけて、患者の住む新界・天水圍にあるマンションが局地ロックダウンの対象となり、住民らに対するウイルス検査が実施されたが、結果はすべて陰性だったとのこと。また、患者の通う学校や潜伏期間中の立ち寄り先の関係者らが強制ウイルス検査、密接接触者は21日間の強制検疫(隔離検疫)のそれぞれ対象とされている。

 香港における過去14日間(5月22日〜6月4日)累計の新規感染確認は21人で、すべて輸入性事案。ここまでの累計感染確認数は1万1852人(擬似事案1人含む)。

 香港の6月4日時点のワクチン接種率は22.4%(1回目の接種完了)、16.4%(2回目の接種完了)となっている。累計接種回数は254万7324回、1日あたり接種回数は4万4578回(7日移動平均値3万7288回)。

局地ロックダウンが実施された新界・天水圍のマンションで住民に対してウイルス検査の登録作業を行う職員=2021年6月4日(写真:news.gov.hk)

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