西灣湖畔に蛇頭現わる

マカオ政府税関(海關)は6日、今月5日夜、マカオ半島の西灣湖景大馬路のポウサダ・デ・サンチアゴ近くで蛇頭による不法入境事案が発生し、2名の蛇頭と9名の中国籍不法入境者を検挙したと発表。

税関によると、6月5日23時35分頃、同地にて警戒を行っていた税関職員が不法にチュごく本土へ向け出境しようとして船を待っていた男女2名を検挙、同時に木製ボートで不法に入境を試みようと上陸した6名の不法入境者も検挙した。ともに船頭役は中国籍の男性。初期調査によると不法入境者の年齢は27〜46歳で、マカオと項目的は観光及び賭博目的という。船頭役の男性はすでに起訴され、検察院へ送致された。

なお、不法に出境を試みた1名男子は昨年も不法入境をしており、2年間の入境禁止期間中だった。不法再入境者として起訴され、その他案件とともに検察院で処理される。

蛇頭の木製ボート (c) 澳門海關

蛇頭の木製ボート (c) 澳門海關

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