中国本土、新型コロナ新規市中感染確認は89人…浙江省が主、広東省では4日連続=12/17

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功したが、以降も散発的な市中感染確認例が度々出現している状況。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が12月18日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月17日の中国本土における新規市中感染確認は89人(前日から33人増)だったとのこと。内訳は浙江省77人(紹興市69人、杭州市4人、寧波市4人)、陝西省7人(西安市)、広東省2人(東莞市)、内モンゴル自治区1人(フルンボイル市)、上海市1人(静安区)、福建省1人(アモイ市)。中国本土で市中感染確認例が出現するのは63日連続。市中の無症状感染例については3日連続で出現し、陝西省2人(西安市)。

 12月17日24時時点の中国全土で治療中を受けている感染確認者数は1648人(うち輸入性が547人)で、重症者は6人(輸入性4人)。無症状の患者471人(輸入性425人)が医学観察下にあるとのこと。

 目下、11月下旬以降の内モンゴル自治区、黒竜江省、浙江省における感染確認増や各地での新規感染確認例の出現により、再び感染確認者数に占める市中感染患者が過半数となっている。

 中国当局は域内における拡散防止と同時に、域外からの流入と院内感染を防止するための徹底した措置を講じるなどして「清零(ゼロ化)」を目指す徹底的な対処を進めてきた。具体的には、局地ロックダウン、全民PCR検査によるスクリーニング、区域を跨ぐ移動の制限、飲食店等の特定業種に対する営業制限等の措置が挙げられる。しかしながら、10月中旬以降、中国本土の多くの地域で感染力の強いデルタ株の市中感染例が散発している状況。省市区を越えて伝播したものもあれば、一部地域にとどまるものもあり、最初のきっかけとなった感染源もさまざま。近日、浙江省の3市を中心に全国各地で散発的な感染例の出現が相次いでおり、今後の行方が気がかりだ。香港マカオと陸で接する広東省でも直近4日連続で複数人の感染確認が出現している。

 このほか、マカオ特別行政区では12月17日まで69日連続市中感染確認例ゼロ、香港特別行政区でも同70日連続ゼロを維持した。具体的なスケジュールや条件等は未公表だが、中国本土、香港、マカオの三地間で隔離検疫免除の相互往来を再開する準備が進められているとされる。ただし、近日の広東省広州市及び東莞市における市中感染確認例の相次ぐ出現、香港でもオミクロン株感染疑いのある患者(隔離検疫免除対象の貨物便クルー)の市中活動歴があったことが判明する中、状況は流動的となっている。

東莞駅(資料)=中国・広東省ー本紙撮影

東莞駅(資料)=中国・広東省ー本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ金融管理局は7月15日、今年(2024年)6月末のマカオ特別行政区の外貨準備高(外匯儲備資…
  2.  マカオ半島新口岸地区にあるニューオリエントランドマークホテル(新東方置地酒店)のボールルームで7…
  3.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  4.  香港では、きょう(7月14日)午前0時からタクシー運賃が値上げとなった。値上げは2022年7月以…
  5.  マカオ市政署(IAM)は7月10日、コロアン島にある石排灣郊野公園で飼育・展示してきたキタホオジ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年7月号
(vol.133)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun