中国本土の新型コロナ新規市中感染者数が2日連続100人以下=6/16

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株及びその亜種(いわゆる「ステルスオミクロン」等)の流入を受け、上海や北京など一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が6月17日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月16日の中国本土における新規市中感染確認者数は23人(前日から19人減)だったとのこと。内訳は、北京市11人、内モンゴル自治区6人、遼寧省4人、上海市2人。このうち北京市の1人と内モンゴル自治区の1人の計2人が無症状から感染確認に転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは244日連続で、5日連続100人以下となった。

 市中の無症状感染例は41人(前日から3人増)。内訳は、内モンゴル自治区13人、北京市11人、吉林省6人、遼寧省5人、上海市2人、河北省1人、広西チワン族自治区1人、四川省1人、雲南省1人。

 無症状を含む新規感染者数は64人で、2日連続100人以下を維持した。

 5月末にロックダウンが解除となった上海市では目立ったリバウンドは出現していないものの、依然として社会面(隔離対象ではない一般市中)における感染者が散発的に出現しており、同市ではPCR検査によるスクリーニングが強化されている。

 4月下旬から再流行が続く北京市については、一旦は多くのエリアで社会面におけるゼロコロナを達成し、一部を除いて正常化が進んでいたが、近日、朝陽区にあるバー(クラブ規模の大型施設)でクラスターが発生。本クラスターに関連する感染者は300人超、接触者は数千人に上る。市当局は16日夕方の会見で、15日に朝陽区で実施したPCR検査で400万人超の検体を採取し、すべて陰性だったことを明らかにした。同区では16日から3日間にわたってPCR検査によるスクリーニングが実施されるという。

 6月16日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は951人(うち輸入性が236人)で、重症者は10人(輸入性ゼロ)。無症状の患者1652人(輸入性464人)が医学観察下にあるとのこと。

 このところ中国本土の状況は安定してきたが、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に感染確認数の増加が続き、6月16日には約2ヶ月ぶりに市中感染確認数が1千人超となった。マカオについては約8ヶ月にわたって市中感染確認数ゼロを維持している。

中国・上海(資料)—本紙撮影

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