中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は28省市区から876人…約4割が内モンゴル自治区から、広東省は43人=10/3

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が10月4日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月3日の中国本土における新規市中感染確認者数は250人(前日から61人増)だったとのこと。内訳は内モンゴル自治区151人、広東省27人、四川省21人、雲南省14人、江蘇省7人、湖南省6人、チベット自治区6人、山西省5人、黒竜江省2人、河南省2人、陝西省2人、北京市1人、天津市1人、河北省1人、浙江省1人、安徽省1人、福建省1人、重慶市1人。このうち四川省の9人、内モンゴル自治区の7人、湖南省の1人、北京市の1人、黒竜江省の1人、広東省の1人、雲南省の1人、陝西省の1人の計23人が無症状から感染確認へ転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは353日連続で、4日連続100人超となった。

 市中の無症状感染例は626人(前日から160人増)。内訳は内モンゴル自治区226人、寧夏回族自治区67人、チベット自治区47人、新疆ウイグル自治区38人、貴州省30人、雲南省27人、四川省26人、浙江省20人、天津市18人、広東省16人、陝西省14人、甘粛省14人、山西省12人、河南省12人、湖北省9人、江蘇省8人、河北省6人、山東省6人、安徽省5人、広西チワン族自治区5人、重慶市5人、黒竜江省4人、上海市3人、湖南省3人、海南省2人、北京市1人、遼寧省1人、福建省1人。

 無症状を含む新規感染者数は876人で、2日連続増。ただし、16日連続1千人以下を維持した。

 10月3日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は2970人(うち輸入性が629人)で、重症者は20人(輸入性ゼロ)。無症状の患者9194人(輸入性745人)が医学観察下にあるとのこと。

 10月3日の新規感染者数が3桁となった省市区は内モンゴル自治区(377人)のみ。同自治区では近日感染者数が急増しており、フフホト市からの報告例が主という。同市内には100ヶ所近い中・高リスクゾーンが設定され、フルンボイル氏の満州里市街では5日まで準ロックダウン状態が継続される模様。寧夏回族自治区では緩やかな減少傾向を維持しており、2桁の67人に。すべて無症状。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月5日以降は連日複数の感染例が出現している状況。3日の新規感染者数は前日と同数の43人で、内訳は広州市が17人、深圳市が11人など。深圳市では閉塞管理下にない重点人員の中から発見に至るケースが2人いたとのこと。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に市中感染確認数の緩やかなリバウンドが続き、一旦1万人(輸入性含む)水準まで増加した後、直近では3〜4千人台まで減少。9月26日からは入境時の義務的隔離検疫も不要となり、事実上ウィズコロナに転換したといえる。入境時隔離検疫撤廃後も感染者数に大きな変化は生じていない。マカオについては1ヶ月以上にわたって市中感染確認数ゼロの落ち着いた状態を維持。こちらは中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持する方針を示している。

中国広東省広州市内にある高層ビル(資料)—本紙撮影

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