中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は29省市区から834人…4日連続1千人以下、広東省は98人=10/18

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が10月19日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月18日の中国本土における新規市中感染確認者数は204人(前日から4人減)だったとのこと。内訳は広東省50人、北京市34人、内モンゴル自治区24人、山西省22人、陝西省20人、浙江省11人、河南省10人、湖南省7人、新疆ウイグル自治区6人、四川省5人、雲南省3人、江蘇省2人、広西チワン族自治区2人、貴州省2人、チベット自治区2人、黒竜江省1人、上海市1人、福建省1人、重慶市1人。このうち内モンゴル自治区の4人、四川省の3人、北京市の1人、江蘇省の1人、湖南省の1人、広東省の1人、重慶市の1人、雲南省の1人、陝西省の1人の計14人が無症状から感染確認へ転じた事案。

 市中の無症状感染例は630人(前日から43人増)。内訳は新疆ウイグル自治区116人、内モンゴル自治区52人、広東省48人、湖南省42人、陝西省40人、湖北省39人、浙江省37人、四川省31人、雲南省30人、重慶市25人、山西省23人、江蘇省22人、河南省21人、広西チワン族自治区18人、上海市14人、山東省12人、天津市9人、北京市8人、河北省8人、寧夏回族自治区7人、貴州省6人、チベット自治区6人、遼寧省3人、安徽省6人、江西省3人、黒竜江省2人、福建省2人、甘粛省2人、吉林省1人。

 無症状を含む新規感染者数は834人で、2日連続増。ただし、4日連続1千人以下を維持した。

 10月18日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は4312人(うち輸入性が635人)で、重症者は14人(輸入性ゼロ)。無症状の患者1万5680人(輸入性965人)が医学観察下にあるとのこと。

 10月18日に新規感染者の報告があった省市区の数は全31のうち29で、前日から2増。このうち3桁となったのは新疆ウイグル自治区の122人のみで、3日連続200人以下を維持。近日、全体として感染者総数は減少傾向にあるが、依然として多くの省市区で患者が出現している状況が続いている。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月初旬以降は連日複数の感染例が出現している状況。18日の新規感染者数は前日から1人増の98人で、前日に続いて広州市からの報告例が過半数を占めた。省内その他は深圳市、仏山市、中山市からの報告例。中山市では工事現場に絡むクラスターが発生した模様で、これに絡む感染例の報告が相次いでいる。

 このほか、北京市からの報告例のうち1人が社会面(隔離対象ではない一般市中)から発見に至ったケースといい、北京海洋館が防疫対策を理由に19日から一時クローズするとのこと。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港では昨年末から流行第5波が続いており、直近の単日新規感染者数は5千人前後で推移。9月26日からは入境時の義務的隔離検疫も不要となり、事実上ウィズコロナに転換したといえる。マカオについては長期にわたって市中感染確認数ゼロの落ち着いた状態を維持。こちらは中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持する方針を示している。

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

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