中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は3.4万人…依然として広東省が最多=12/1

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が12月2日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月1日の中国本土における新規市中感染確認者数は4233人(前日から153人増)だったとのこと。内訳は広東省1782人、北京市942人、山西省193人、重慶市189人、雲南省173人、四川省169人、浙江省114人、黒竜江省87人、福建省83人、河南省81人、陝西省68人、内モンゴル自治区55人、遼寧省49人、山東省42人、湖南省30人、江蘇省27人、上海市26人、海南省26人、湖北省20人、河北省18人、貴州省12人、新疆ウイグル自治区11人、吉林省10人、広西チワン族自治区9人、青海省9人、安徽省4人、天津市1人、江西省1人、チベット自治区1人、寧夏回族自治区1人。このうち広東省の824人、重慶市の64人、浙江省の61人、雲南省の41人、北京市の26人、福建省の17人、四川省の13人、広西チワン族自治区の8人、陝西省の7人、遼寧省の6人、青海省の6人、河南省の5人、山西省の4人、江蘇省の2人、安徽省の1人、山東省の1人、海南省の1人、貴州省の1人、寧夏回族自治区の1人の計1089人が無症状から感染確認へ転じた事案。

 市中の無症状感染例は3万0539人(前日から1181人減)。内訳は重慶市6347人、広東省6010人、北京市3026人、山西省2320人、四川省1047人、雲南省1032人、新疆ウイグル自治区812人、陝西省799人、湖北省706人、天津市689人、青海省688人、広西チワン族自治区685人、黒竜江省660人、山東省623人、江蘇省523人、遼寧省513人、吉林省477人、寧夏回族自治区437人、甘粛省396人、安徽省380人、河北省356人、内モンゴル自治区337人、湖南省317人、浙江省298人、河南省291人、貴州省240人、上海市209人、福建省156人、海南省76人、江西省66人、チベット自治区16人、新疆生産建設兵団7人。

 無症状を含む新規感染者数は3万4772人で、4日連続減。ただし、21日連続5桁(1万人超え)となり、9日連続で3万人を上回った。上海市での大規模なロックダウンが実施されるなど各地で目立った再流行が出現していた今年4月中旬頃を上回る水準に。

 12月1日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は3万8748人(うち輸入性が736人)で、重症者は98人(輸入性ゼロ)。無症状の患者39万6094人(輸入性1761人)が医学観察下にあるとのこと。

 12月1日に新規感染例の報告があった省市区の数は全31のうち31で、前日と同数。このうち広東省(7792人)、重慶市(6536人)、北京市(3968人)、山西省(2513人)、四川省(1216人)、雲南省(1205人)の6省市が4桁に上ったほか、陝西省(867人)、新疆ウイグル自治区(823人)、黒竜江省(747人)、湖北省(726人)、青海省(697人)、広西チワン族自治区(694人)、天津市(690人)、山東省(665人)、遼寧省(562人)、江蘇省(550人)、吉林省(487人)、寧夏回族自治区(438人)、浙江省(412人)、甘粛省(396人)、内モンゴル自治区(392人)、安徽省(384人)、河北省(374人)、河南省(372人)、湖南省(347人)、貴州省(252人)、福建省(239人)、上海市(235人)、海南省(102人)の23省市区が3桁に。依然として多くの省市区で患者が出現する状況が続く。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月初旬以降は連日複数の感染例が出現。10月下旬から急増し、流行開始以来最悪の状況を迎えている。1日の新規感染者数は前日から122人減の7792人で、無症状から感染確認に転じたケースを除くと約7千人。このうち約5800人がオミクロンBA.5.2の流行が発生しているとされる広州市からの報告例。省内その他については、仏山市で約300人、深圳市で約170人に上った。

 このほか、広東省と並び連日多くの感染例が報告されている重慶市では、4日連続で減少を維持。一方、オミクロンBF.7が流行しているとされる北京市でも前日から約1千人の減となったが、依然として社会面(隔離対象ではない一般市中)から発見に至ったケースも約270人いたという。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港では昨年末から流行第5波が続いており、直近の単日新規感染者数は5千人前後で推移。9月26日からは入境時の義務的隔離検疫も不要となり、事実上ウィズコロナに転換したといえる。中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持するマカオについては、基本的に市中感染確認数ゼロの落ち着いた状態を維持しているものの、このところ中国本土滞在歴のある人、中国本土からの観光客、その接触者の感染が相次いでおり、緊張が高まっている。

中国広東省深圳市の繁華街「東門歩行街(老街)」(資料)—本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は5月24日、今年(2024年)1〜4月のツーリズム市場に関するレビ…
  2.  マカオ政府環境保護局(DSPA)は5月24日、同局が主催する2023年度「マカオグリーンホテルア…
  3.  マカオの統合型リゾート(IR)ウィンパレス運営会社は5月24日、6月7・8・14・15日に同IR…
  4.  マカオ政府公共建設局(DSOP)は5月24日、マカオLRT(新交通システム)の建設中新線「石排灣…
  5.  澳門海關(マカオ税関)では、違法な運搬活動(いわゆる運び屋行為)に対する取り締まりを継続する中、…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年6月号
(vol.132)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun