マカオの単日インバウンド旅客数が9.6万人を記録…約2ヶ月ぶりコロナ後最多更新

 マカオでは、年初にかけてウィズコロナ政策への転換をきっかけに水際措置の大幅緩和が進み、外地との間で人的往来の正常化がほぼ実現。以降、インバウンド旅客数が急回復している。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が3月23日に発表した内容によれば、今年1〜2月累計のインバウンド旅客数は299万人超(延べ、以下同)、ホテル客室稼働率についても74%に上ったとのこと。

 3月も良好な客況を維持する中、3月18日の単日インバウンド旅客数が9万6011人を記録し、2020年に新型コロナの流行が始まって以来(マカオで水際措置が強化された2020年1月26日以降)の最多を更新したと発表。前回の最多は今年1月24日(春節3日目)の9万0391人で、更新は約2ヶ月ぶりとなる。

 なお、3月1〜22日の単日平均インバウンド旅客数は約6.5万人で、前月から13.4%増という。

マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡前で写真撮影を楽しむ旅客(写真:MGTO)

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