銀行員平均給与5.9%増、人材不足に歯止め
- 2012/5/18 17:41
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局が18日、2012年第1四半期における銀行員関連統計を発表。それによると、第1四半期末時点でマカオにある27の銀行に勤める行員数は5,228人となり、前年比7.5%増となった。
今年3月の銀行のフルタイム従業員平均給与は20,810パタカ(ボーナス含まず)で、5.9%増となった。職種別では窓口職員が12,060パタカ、専門職行員が23,120パタカで、それぞれ12.1%、7.2%の上昇。銀行員の平均給与は一般に比べて高い状況にあるが、銀行各社は現在も人材不足の状況が続いている。しかし、前年同期に比べ人材不足率は19.8%改善したという。
マカオでは経済発展に伴い銀行が支店網の増強、業務の拡大を図っている。銀行、保険などの金融業は観光関連業に次ぐマカオを代表する産業の1つ。