マカオLRTコタイ東駅のホームから投身…中国人男性が死亡

 6月11日午後7時頃、マカオ・コタイ地区のカジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオLRTタイパ線のコタイ東駅付近の路上で男性が倒れているのを鉄道会社の清掃員が発見し、警察に通報。消防の救急車が駆けつけ、男性は緊急搬送されたが、まもなく死亡が確認されたという。

 コタイ東駅は高架駅。マカオ司法警察局によれば、同駅に設置された監視カメラの映像から、この男性が列車に乗って午後6時33分に同駅に到着した後、ホームの橋の位置まで移動した後、下方にある道路に向かって身を投げるまでの一部始終が確認できたという。また、この期間、男性と他人との接触はなかった模様。

 その後の現場検証で、男性が身を投げた位置と路上での発見場所は一致しており、男性の身体に高所から転落したことによって生じたもの以外の他の犯罪に絡むとみられる痕跡は見当たらなかったとのこと。遺書は見つかっていないという。

 なお、同局では男性は身元については中国人の男性と発表したが、身分証を所持していなかったため、現時点でその他の詳しい情報はわかっていないとした。

マカオLRTタイパ線コタイ東駅のホーム(資料)=2023年2月本紙撮影

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