マカオのベーカリーがポルトガル伝統菓子「パン・デ・ロー」のご当地版を発売

 マカオのポルトガル焼き菓子専門ベーカリー、NATA Bakeryがポルトガルの日(6月10日)を記念してポルトガルの伝統菓子「パン・デ・ロー(Pão-de-Ló)」をマカオ市場で売り出したとのこと。

 パン・ド・ローといえば日本のカステラの原型して知られるが、同ベーカリーによれば、16世紀までにポルトガル、スペイン、イタリアの修道院で作られるようになり、主に卵、砂糖、小麦を使うところは共通しているものの、レシピは各地で独自のバリエーションがあったという。

 今回、同ベーカリーがマカオで売り出すものは、アルフェイゼラオン(Alfeizerão)スタイルから派生したマカオ限定のご当地バージョンで、ケーキを中心からカットすると、中からカスタード状のクリームが現れ、ふわふわのスポンジと口の中で絶妙に絡み合うのが特徴とのこと。

CuppaCoffeeで提供されるNATA Bakeryのマカオ限定版「パン・デ・ロー」(写真:NATA Bakery & CuppaCoffee)

 アルフェイゼラオンスタイルはポルトガル中部のアルコバッサ地域にあるサンタ・マリア・デ・コス修道院にルーツを持つとされ、19世紀後半に当地を訪れたポルトガル王のカルロス1世に半熟状態のまま提供されるというミスが発生したが、王がその風味と食感に感激し、洗練されたものだと絶賛したという逸話が残っているそう。

 このマカオ限定版のパン・デ・ローは、マカオに同ベーカリーの姉妹カフェ、CuppaCoffeeのマカオ半島とタイパ島にある2店舗で毎日午後3時半から焼き立てを提供しているという。サイズは7インチと3.5インチの2種類あり、いずれも数量限定。同ベーカリーのウェブサイト(macaubakery.com/)及びメールでの予約も受け付けているとのこと。

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