マカオ司法警察局がカジノ運営企業従業員対象の防犯ワークショップ開催

 マカオ司法警察局は7月14日、同月13日にカジノ運営企業の従業員を対象とした防犯ワークショップをウィンマカオ社と合同開催したと発表。

 同局では、カジノ業界との連携及び協力を強化を通じてカジノ及びカジノ周辺における犯罪抑止と撲滅につなげたい意向があるとし、今回のワークショップはカジノ従業員のモラル、カジノ関連犯罪及びマカオで頻発する犯罪、新手の犯罪に関する意識及び対応力の向上を図ることを目的に開催したとのこと。

 ウィンマカオ社はマカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角で、マカオで2つの統合型リゾート施設(マカオ半島新口岸地区のウィンマカオとコタイ地区のウィンパレスの)を運営している。

マカオ司法警察局とウィンマカオ社が合同開催した防犯ワークショップの様子(写真:マカオ司法警察局)

 今回のワークショップには、司法警察局から講師及びスタッフ役としてゲーミング(カジノ)、薬物・人身侵犯、詐欺などの犯罪捜査を担当する刑事14人、ウィンマカオ社側からは警備、サーベイランス、ゲーミングテーブル、財務、マーケティング、IT、人事、ホテルオペレーションなど複数の部門から50人が参加。

 ワークショップでは、まず座学で犯罪捜査経験豊富な講師から近年の違法両替に従事する者らが絡む犯罪の情勢、新手の電話詐欺手法、またドメスティックバイオレンス等に絡む刑法知識の解説、証拠保全や不測の事態への対応力を高めるための鑑識及び危機管理スキルについてのレクチャー、薬物犯罪に関する知識及び現場対応方法の説明がなされ、その後は小グループに分かれて座談会形式で刑事と参加者が仕事や生活の中で遭遇する犯罪に関する問題やその対応についてのミーティングを行い、防犯意識と能力の向上を図ったという。

 同局では、2017年からカジノ運営企業と合同で防犯ワークショップの開催を続けており、これまでの累計開催数は42回、参加したカジノ企業従業員数は2138人に上ったとし、今後もカジノ業界と連携及び協力を密にし、カジノ及び周辺エリアにおける治安秩序に維持に取り組み、カジノ産業が安全で安定的に発展できる環境づくりをしていきたいとした。

マカオ司法警察局とウィンマカオ社が合同開催した防犯ワークショップの様子(写真:マカオ司法警察局)

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