マカオ司法警察局がカジノ施設対象の防犯パトロール実施…違法両替従事の男女6人摘発

 マカオ司法警察局では、犯罪の抑止と撲滅によるマカオの治安環境の浄化を目的に、マカオ警察総局による指揮の下、広東省及び香港の警察当局との協力による大規模作戦「落雷2023」を展開している。

 同局が7月14日午前に発表した内容によれば、同作戦の一環として、同月13日午後10時から14日未明にかけて、捜査員25人を動員してマカオ半島及びコタイ地区の統合型リゾート(IR)に併設するカジノ施設を対象とした防犯パトロールを実施したとのこと。

 今回のパトロールでは147人(男106人、女41人)が調査対象となり、このうち「換銭党」と呼ばれる違法両替に従事していた男女6人(いずれも中国本土からマカオ入りしたインバウンド旅客)の身柄を拘束。その後、警察署で6人に対する身元確認及び調査を行った結果、その他の犯罪への関与がないことが明らかとなったことから、旅行客の立場に不相応な活動へ従事したとして治安警察局の入管部門へ全員の身柄を引き渡し済みとした。

マカオ司法警察局がカジノ施設を対象に実施した防犯パトロールの様子(写真:マカオ司法警察局)

 同局では、今後も域内各エリアの治安情勢のレビューを継続し、また他の警務部門との協力と情報交流を強化することで各種犯罪抑止につなげ、マカオの地域コミュニティの安寧維持に努めるとしている。

 マカオでは今年に入って以降、水際措置の大幅緩和によりインバウンド旅客数が急回復しており、繁華街や観光名所周辺、カジノ施設の人流も明らかに増加している。このところ治安警察局、司法警察局、税関が連日市内各所で一斉取り締まりや水際対策の強化を実施しており、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている状況。

 なお、パトロール当日夜、コタイ地区のカジノIR併設ホテル客室で強盗傷害事件が発生したが、容疑者はまもなく逮捕された。この事件は加害者、被害者とも中国本土出身の換銭党だった。換銭党は各種犯罪の温床になっており、警察の重点摘発対象とされている。

マカオ司法警察局がカジノ施設を対象に実施した防犯パトロールの様子(写真:マカオ司法警察局)

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