マカオ、上半期のインバウンド旅客数が1千万人突破…単日平均コロナ前の6割まで回復

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は7月15日、今年上半期(2023年1〜6月)累計のインバウンド旅客数が約1164.5万人(延べ、以下同)に上り、単日平均はコロナ前2019年の59.6%となる約6.4万人だったなどとする暫定統計を明らかにした。

 インバウンド旅客のうち、中国本土・香港・台湾からを除く国際旅客は約47.5万人で、単日平均では2019年の31.2%にとどまる。また、今年上半期の平均ホテル客室稼働率は2019年から10.7ポイント低い80.1%だったとのこと。

 MGTOでは、下半期にかけてマカオ国際花火コンテストなど大型イベントが多く開催されるほか、プロモーション活動をオンラインとリアルの両面で継続実施することでツーリズムマーケットの開拓を図るとした。今月末にはMGTOが組織する日本の旅行業界関係者の視察団がマカオ入りする予定もあるという。

多くの人出で賑わう観光名所周辺の様子(資料)=マカオ・大三巴街(写真:MGTO)

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