マカオ社会保障基金、2023年上半期の投資利益は約820億円…総資産約1.6兆円

 このほどマカオの公的年金にあたる社会保障基金(FSS)は8月29日、今年上半期(2023年1〜6月)の資産運用実績を公表。

 FSSによれば、前年は世界規模でウクライナ情勢や新型コロナといった一連のネガティブ要因の影響を受け、マクロ経済は不安定かつ複雑化し、世界の株式・債権市場が同時下落したが、今年に入って以降、金融市場の信頼が回復し、世界の株式・債権市場も復調傾向にある中、今年上半期の投資利益は約45億パタカ(日本円換算:約820億円)を記録し、直近5年間の累計総投資リターンは約156億パタカ(約2843億円)に上ったとのこと。

 今年上半期時点の総資産は約900億パタカ(約1兆6404億円)で、前年末の約866億パタカ(約1兆5785億円)から増加したという。FSSでは、今後も経済状況の変化を密接に観察するとともに、収入と支出に基づき、ポートフォリオの最適化を図り、合理的かつ安定的な長期リターンを目指し、財政の安定性を確保することで、長期にわたる持続可能な発展につなげていくとした。

マカオ社会保障基金ラザロ地区オフィス(資料)=本紙撮影

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