マカオ治安警察局が立ちんぼ標的の取り締まり…30〜40代の女4人摘発、無認可宿泊施設に滞在

 マカオ治安警察局は8月27日夜にマカオ半島北部の祐漢エリア一帯で街娼(いわゆる立ちんぼ)を標的とした取り締まりを実施したとのこと。

 同局が9月1日に発表した内容によれば、今回の取り締まり期間中、歩道を徘徊しながら男性の通行人に声をかけてまわるなど不審な行動をしていたマカオで就労するベトナム人の女2人の身柄を拘束。また、この2人の滞在先とされる現場近くのアパートの1室を捜索したところ、中に別の女2人(マカオ人及び中国人旅客)がいるのを発見するに至ったという。

 その後の警察の調べに対し、4人(30〜40代)とも立ちんぼ活動により金銭を稼いでいたことを認めたとのこと。同局では、4人のうち一部について旅客の立場に不相応な活動に従事したとして身柄を同局の入管部門に移送済みとした。

マカオ治安警察局による取り締まりの様子=2023年8月27日(写真:マカオ治安警察局)

 このほか、4人が滞在していたアパートの部屋について、無認可宿泊施設である疑いが浮上。宿泊施設を管轄する旅遊局の調査で違法性が確認されたことから、即時封鎖されたとのこと。

 同エリアでは同月10日、16日、19日にも同様の取り締まりが実施され、複数の中国人旅客の女と無認可宿泊施設が摘発されている。

封鎖された無認可宿泊施設の入口(写真:マカオ治安警察局)

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