マカオのIRロンドナーに高級タイ料理レストラン「ミューズ」が新オープン

 マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)「ロンドナー・マカオ(澳門倫敦人/The Londoner Macao)」運営会社は9月22日、同IR内に新たな高級タイ料理レストラン「ミューズ(妙·泰/The Mews)をオープンしたと発表。

 同店はタイ・バンコク出身で、タイのミシュラン星付き及び受賞歴を持つレストラン勤務経験を持つノングヌッチ・セイエイ氏(シェフ・ヌッチ)が率いるとのこと。
 
 シェフ・ヌッチは徹底した本物志向を掲げており、すべての料理にタイの専門・有機農場から調達した食材を使用。また、料理についてはシェフの哲学に沿ったタイの伝統に忠実でありながらディテールにこだわったクリエイティブで最新スタイルを取り入れたものという。

タイ料理レストラン「ミューズ」のランタンルームの内観イメージ(写真:The Londoner Macao)

 目下、同店では「シーズナル」及び「シグネチャー」と銘打った2種類のテイスティングメニューを提供しており、価格は前者が888パタカ(日本円換算:約1万6400円)、後者が1288パタカ(約2万3800円)とのこと。(※別途サービス料10%付加)

 店名はロンドンのミューズ(厩舎)にちなんでつけられたもので、馬具やホースシューズ、アーチ型のレンガ造りの天井など、18〜19世紀の厩舎を再現したものになっており、印象的な飲食店のインテリアデザインで知られるアシュリー・サットン氏が手掛けたという。

 店舗のロケーションはロンドナー・マカオの1階、営業時間は午後6時から午後11時(現地時間)、定休日は毎週月曜日とのこと。

タイ料理レストラン「ミューズ」を率いるシェフ・ヌッチとシグネチャーディッシュのイメージ(写真:The Londoner Macao)

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