香港・マカオから2人以上の団体で広東省10都市へビザ免除6日間滞在待遇の新措置明らかに

 訪中外国人向けの「区域性入境ビザ免除政策」が10月から実施されることが明らかになった。

 現地メディアの報道などを総合すると、対象となる区域は複数設定され、広東省に関するものも含まれるという。

 広東省に関する内容について、このほど広東省深圳市政府がSNS「WeChat」上に開設した公式アカウント「深圳発布」に掲載した公告によれば、中国と国交のある国の公民が香港またはマカオの合法登録旅行社で団体(2人以上)を組み、香港またはマカオから広東省の「大湾区」9都市(広州、深圳、東莞、恵州、仏山、江門、中山、珠海、肇慶)と汕頭市を旅行する場合、普通パスポートを所持していればビザ免除で入境でき、144時間(6日間)滞在できるとのこと。なお、行動範囲は大湾区」9都市とと汕頭市に限られ、団体で上記10都市の対外開放されているイミグレーション施設から入境・出境する必要があるとしている。

マカオと中国本土との主要な陸路の玄関口となる關閘イミグレーション(資料)=2023年9月本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府経済財政庁の李偉農長官は12月5日、マカオ立法会の本会議に出席し、昨年度(2022年度…
  2.  マカオ政府身分証明局(DSI)は12月5日、同月15日から安全性の向上と電子政務への対応を図った…
  3.  マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空は、2016年3月に福岡路線に就航して以来、週4便の直行便運…
  4.  大航海時代以来、東洋と西洋を結ぶ貿易港として栄えたマカオ。東西文化がミックスしたエキゾチックな町…
  5.  OECD(経済協力開発機構)は12月5日、世界81の国・経済体の15歳、約69万人を対象として2…

ピックアップ記事

  1.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  2.  マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。1954年にスタートした歴…
  3.  12月3日午後4時頃、マカオタワーでバンジージャンプを終えたばかりの日本人男性(56)が息切れの…
  4.  マカオでは、2019年12月に初の軌道系大量輸送機関として新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年12月号
(vol.126)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun