マカオの複合リゾート「リスボエタ」で日本の若手アーティスト14人によるグループ展開催

 マカオ・コタイ地区にある複合リゾート「リスボエタマカオ(澳門葡京人)」併設ショッピングアーケードH853 Fun Factory内にある常設アートギャラリー「Humarish Club」で1月20日、日本の若手アーティスト14人によるグループ展「前行的日本藝術(Progressing Art of Japan Collective exhibition of 14 Artists)」が開幕した。

 同展はHumarish ClubとGALLERY KOGURE(東京)のコラボレーションで開催されるもので、Humarish Clubでは近年頭角を表す14人の若手現代アーティストが制作した絵画、彫刻、陶芸など日本の伝統的な文化や思想をユニークなかたちで表現したの作品をフィーチャーし、来場者に現代東洋美術の多様性を示すほか、カラフルなアートの世界に没入し、現代アートと伝統的な日本美術の両方のスタイルを探索してほしいとしている。

グループ展「前行的日本藝術」開幕初日の会場で作品解説を行う森大雅氏=2024年1月20日(写真:Humarish Club)

 出展アーティストは下記の通り(アルファベット順/敬称略)。馬場隆志、いちみや忠義、isayamax、柏田忠、加藤大介、小松孝英、LOTTA、森大雅、NAGMO、大森記詩、佐久間あすか、髙木智広、若佐慎一、張媛媛

 20日午後に行われた開幕式にはHumarish Clubファウンダー兼首席芸術総監の華雨舟氏、GALLERY KOGUREディレクターの小暮洋氏、出展アーティストの中から馬場隆志氏と森大雅氏をはじめ、マカオ各界から大勢が出席し、盛会だったとのこと。

グループ展「前行的日本藝術」会場内の様子=2024年1月20日(写真:Humarish Club)

 同展の開催期間は(2024年)2月25日まで。(オープン時間:期間中の月曜〜日曜12時〜20時/入場無料)

 Humarish Club及びリスボエタマカオでは、これまでにも複数回にわたって日本アーティストによるアートエキジビションやイベントを開催している。

グループ展「前行的日本藝術」オープニングセレモニーの様子=2024年1月20日(写真:Humarish Club)

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