マカオの失業率、史上最良の1.7%―13年11-14年1月就業調査

マカオ政府統計調査局は2月27日、昨年(2013年)11月から今年(2014年)1月の就業調査結果を発表。失業率は前回調査(2013年10-12月)から0.1ポイント良化の1.7%で、史上最良水準となった。就業不足率は前回調査と同水準の0.4%だった。

同時期の労働人口は37.9万人、労働力参加率は73.0%。そのうち総就業人数は37.2万人で、前回調査と比較して1,700人の増。業界別ではホテル及び飲食業従事者数が1.9%増えた。

失業人口は6,500人で前回調査から300人減。初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は14.6%で、1.0ポイント上昇。

前年同期との比較では、労働参加率が0.5ポイント上昇、失業率と就業不足率はそれぞれ0.2ポイント下落している。

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