SJM、13年純利14%増―過去最高益更新

グランドリスボアなどを傘下に持つマカオのカジノ大手、澳門博彩控股(SJM)は2月26日、2013年決算を発表。ゲーミング売上は10.2%増の869.56億香港ドル(日本円換算:約1兆1千億円)、グループの調整後EBITDAは13.7%増の86.76億香港ドル、上場親会社の株主に帰属する純利益は14.2%増の77.06億香港ドルで、いずれも過去最高を更新。

マカオのカジノゲーミング市場におけるシェアも24.8%となり、リーディングポジションを維持。

2013年はグランドリスボアカジノが好調で、ゲーミング売上は10.3%増の322.48億香港ドル、調整後プロパティEVITDAは3.9%増の46.54億香港ドル。グランドリスボアホテルの客室稼働率は1.4ポイント上昇の96.4%で、平均客室単価は5%上昇となる2,235香港ドルとなった。

SJMでは、2013年5月15日にマカオ政府からコタイ地区の70,468平米の土地使用権を25年契約で獲得。ゲーミングテーブル700台、スロット機1,000台規模の大型カジノ及び2,000室のホテル客室を備えた複合リゾート「リスボアパレス(上葡京)を建設する。

SJMグループの旗艦施設グランドリスボアとホテルリスボア(資料写真)=マカオ—本紙撮影

SJMグループの旗艦施設グランドリスボアとホテルリスボア(資料写真)=マカオ—本紙撮影

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