マカオ居民の2024年末の域外証券投資時価総額は約21.6兆円…前年から14.3%上昇

 マカオ金融管理局(AMCM)が6月26日に公表した統計によれば、昨年(2024年)12月31日時点でマカオ居民(個人、政府、その他の法人を含むが、マカオ特別行政区の外貨準備は除く)が保有するマカオ域外の無関係事業体が発行する証券への投資額は当日市場価格計算で1兆2043億パタカ(日本円換算:約21.6兆円)で、同年6月30日から2.7%、前年同日から14.3%のそれぞれ上昇だった。

 このうち持分証券(投資信託・投資口を含む)、長期債権、短期債権の時価総額がそれぞれ3165億パタカ(約5.7兆円)、7507億パタカ(約13.5兆円)、1371億パタカ(約2.5兆円)で、前年末から11.2%、8.2%、81.7%増。

 マカオ居民の域外投資先で最も大きな比重を占めたエリアは依然としてアジアとなり、全体の44.0%。その他は北米が22.9%、欧州が17.6%、北大西洋・カリブ海が11.4%、オセアニアが1.8%など。

 また、域外の取引所上場証券を含む中国本土証券への投資がトップを維持し、マカオ居民の域外投資の28.4%を占め、時価総額は前年末から22.6%増の3415億パタカ(約6.1兆円)に。内訳は持分証券が18.8%、長期債券が23.2%、短期債券が78.6%。一方、香港の証券の占める割合は11.0%から9.0%まで減少し、時価総額は7.3%下落の1078億パタカ(約1.9兆円)だった。

 このほか、米国の証券の占める割合は17.8%から20.8%まで上昇、時価総額は33.6%上昇の2506億パタカ(約4.5兆円)、欧州の証券が占める割合は1.0ポイント上昇の17.6%、時価総額は21.1%上昇の2122億パタカ(約3.8兆円)。

 マカオの証券投資調査は国際通貨基金が提唱する統計手法に基づき、マカオ金融管理局と統計調査局が共同実施したものとのこと。

マカオ金融管理局ビル(資料)=2020年7月本紙撮影

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