マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡前で鑑賞無料のコンサートを月内3回開催

 マカオ政府文化局(ICM)は2月9日、マカオを象徴する世界遺産として知られる聖ポール天主堂跡前で鑑賞無料のコンサートを月内(2024年2月)に3回開催することを明らかにした。

 開催日は2月14日(バレンタインデー/水曜)、2月17日(農暦新年8日目/日曜)、2月24日(元宵節/土曜)で、時間は各日とも午後6時及び午後7時とのこと。

 演奏を担当するのは2月14日と17日がマカオ管弦楽団、24日が中国の伝統楽器を使って東洋と西洋の幅広い音楽を演奏するマカオ中楽団(チャイニーズオーケストラ)。

 演奏曲は開催日に合わせた内容となり、例えばバレンタインデーは恋愛をテーマにしたクラシックミュージックや映画タイタニックのテーマなどを予定しているという。

 なお、開催日は観衆の安全を考慮して会場周辺の指定ゾーンにおける人流管理措置が講じられる予定で、制限数を超えた場合、指定ゾーンへの再入場はできなくなるといい、ICMが現場の指示に従うよう呼びかけている。コンサートの様子はICM、マカオ管弦楽団の公式フェイスブックページ等でライブ配信する予定とのこと。

マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡前で開催するコンサートのイメージ(写真:ICM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  2.  英「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」は当地時間の4月30日、THEアジア大学ラン…
  3.  アジア有数の観光デスティネーションのマカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節…
  4.  マカオ司法警察局は4月30日、中国本土の警察当局と連携し、「練功券」と呼ばれる銀行員のトレーニン…
  5.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun