マカオ、2024年1〜4月累計のインバウンド旅客数は約1147万人…コロナ前2019年同時期の83.2%

 マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は5月22日、今年(2024年)4月及び1〜4月累計の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)統計を公表。

 今年4月のインバウンド旅客数は前年同月から14.4%増、前月から4.4%減となる260万0717人(延べ、以下同)だった。コロナ前2019年同月と比較した回復率は75.8%。

 内訳は、日帰り旅客が前年同月から23.0%増の134万9927人、宿泊を伴う旅客が6.3%増の125万0790人。平均滞在時間は横ばいの1.2日で、宿泊を伴う旅客が0.1日増延びて2.3日、日帰り旅客が0.1日短い0.2日。

 国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客で、前年同月から25.3%増の173万7314人、全体に占める割合は66.8%。このうち「自由行」と呼ばれる個人観光旅行スキーム(Individual Visit Scheme=IVS)の旅客は3.0%減の79万3351人。第二の旅客ソースにあたる香港からの旅客は22.0%減の58万1646人、台湾からは1.2倍増の7万3460人。中国本土、香港、台湾からのインバウンド旅客数の2019年の同月と比較した回復率はそれぞれ74.2%、83.5%、80.0%。

 国際旅客ソース(中国本土、香港、台湾以外から)は91.9%増の20万8297人、2019年同時期と比較した回復率は68.6%。このうち東南アジアでは、フィリピン(3万5851人)、マレーシア(1万7942人)、タイ(1万6492人)で、それぞれ2019年同月と比較した回復率は86.6%、92.7%、90.6%に達した。一方、北東アジアについては韓国(3万7493人)、日本(8307人)で、回復率はそれぞれ60.9%、30.6%にとどまった。

港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設の到着口(資料、写真:MGTO)

 今年1〜4月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から58.9%増の1147万6474人、2019年同時期と比較した回復率は83.2%。内訳は日帰り旅客が80.3%増の614万1648人、宿泊を伴う旅客が39.8%増の533万4826人。平均滞在時間は0.1日短い1.2日、宿泊を伴う旅客が2.2日、日帰り旅客0.2日で、いずれも0.1日短く。

 マカオでは昨年1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んだ。今年については、2019年との比較でどの程度まで回復が進むか、また政府が旅客ソースのダイバーシティ化を推進する目標を掲げ、各種施策を打ち出す中、国際旅客ソースの動向が注目点となる。

2024年と2023年、2019年のマカオの入境旅客数(インバウンド旅客数)推移比較表(図版:DSEC)

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