マカオ治安警察局の一斉取り締まりで違法両替や売春に従事の男女24人摘発

 マカオ治安警察局は6月24日、マカオ警察総局による指揮の下、地域社会の良好な治安環境の維持と保護を目的とした犯罪抑止・撲滅作戦「落雷2024」を前日(23日)から正式スタートしたと発表。

 6月23日から24日にかけて、同局ではマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁、特警隊、警察犬チームから71人の参加による一斉取り締まりを展開し、マカオ各所にある多くのカラオケ店に対する巡回とマカオ半島の中区及び北区と統合型リゾートが集積するコタイ地区で不審者に対する職務質問を強化して臨んだほか、各所での交通検問を実施したとのこと。

マカオ治安警察局による一斉取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

 今回の取り締まりにおいて、247人(男139人、女108人)に対する調査を行い、このうち24人について違法・違反が認められたため摘発し、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。違法・違反の内訳は、「換銭党」と呼ばれる違法両替従事が18人(男14人、女4人)、違法売春従事の女が6人。このほか、無認可宿泊施設とみられる場所を2ヶ所発見し、宿泊施設を管轄する旅遊局へ通報済みで、交通検問については車両19台に対する調査を行い、違反はなかったという。

 同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて随時対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努めるとした。

マカオ治安警察局による一斉取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

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