マカオSJMリゾーツ主催のアートランタン展が開幕…IRグランドリスボアパレスなどで11月末まで

 マカオで複数の統合型リゾート(IR)を運営するSJMリゾーツ社とマカオ美術協会が主催するアートランタンフェスティバル「四海騰龍耀濠江(Dragons of the Four Seas Tribute to Macau)」が9月12日に開幕した。

 会場はコタイ地区にあるSJMリゾーツ傘下のIR「グランドリスボアパレス」とマカオ半島の旧市街地にある康公廟前の広場で、9月12日夜にグランドリスボアパレス3階にあるガーデン「Jardim Secreto」で開幕セレモニーが行われ、制作を担当したアーティストらが出席した。

グランドリスボアパレスJardim Secretoに展示されている香港のアーティスト、Uncle Tsang氏の作品『彩龍』(写真:SJM Resorts, S.A.)

 SJMリゾーツ社とマカオ美術協会によるアートランタンフェスティバルの開催は3年連続となる。今年のテーマは干支の「龍」で、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)及び中国を代表するランタンアーティストがコラボレーションし、中国の伝統アート要素と現代の最先端技術を融合させたユニークな作品を制作。作品紹介パネルに掲出されているQRコードをスマートフォンのカメラで読み込むとSNSアプリ・InstagramのAR(拡張現実)機能が立ち上がり、インタラクティブな参観体験が楽しめるようになっている。

 同イベントは参観無料、開催期間は(2024年)11月30日まで。

グランドリスボアパレス南門ロビーに展示されている広東省・仏山のアーティスト、Li Wentao氏の作品『燈龍』(写真:SJM Resorts, S.A.)

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