マカオの高校生1301人が特別枠入試で中国本土の大学に合格

 中国本土の一部の大学にはマカオの高中(日本の高校に相当)から進学を希望する生徒のための「マカオ保送生」と呼ばれる特別枠が存在し、清華大学や復旦大学などの超名門校、医学、科学技術、芸術といった専門分野のトップ校も含まれることから、近年人気が上昇している。

 マカオ保送生入試に出願できるのは有効なマカオ居民IDカード及び中国本土との往来のための回郷証と呼ばれる身分証の両方を持ち、高校3年2学期までの学業成績が優秀かつ素行優良な生徒に限られ(各高校による推薦方式)、マカオで実施される統一試験の結果によって選抜される。願書に記入できる希望進学先は1大学のみで、学部は最大4つまで選択可。第1志望が不合格となった場合(合格発表は試験翌日朝)も合格発表後に空き枠のある大学・学部を対象にした再チャレンジ試験(第1志望の合格発表日の午後実施)が用意されている。

マカオ保送生入試の筆記試験会場を視察するDSEDJの関係者ら=2025年1月11日(写真:DSEDJ)

 今年度(2025年度)のマカオ保送生の受け入れ大学数は前年から7校増で過去最多となる121大学(華僑向けの暨南大学と華僑大学は含まず)、人数はマカオの高校卒業見込み生徒総数のおよそ4割にあたる1397人で、こちらは前年から30枠増。

 今年新たに加わった受け入れ大学は中国美術学院、寧波大学、浙江伝媒学院、西交利物浦大学、南京信息工程大学、中国地質大学(武漢)、香港中文大学(深圳)の7校。

 今年度のマカオ保送生入試は1月11日、結果を受けての再チャレンジ試験が同月12日にそれぞれ実施された。マカオ政府教育・青年発展局(DSEDJ)の発表によれば、1413人がマカオ保送生入試を受験し、再チャレンジ試験を含む合格者数は1301人だったとのこと。

 参考までに、マカオの人口は約68万人。

マカオ保送生入試の面接試験会場を視察するDSEDJの関係者ら=2025年1月11日(写真:DSEDJ)

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