マカオ招商局が大湾区MICE企業団とともにUFIアジアパシフィックカンファレンス2025参加へ

 マカオ招商投資促進局(IPIM)は2月11日、国際見本市連盟(略称:UFI、本部:パリ)が同月13〜14日にオーストラリア・メルボルンで開催する「UFIアジアパシフィックカンファレンス2025」に参加すると発表。

 同カンファレンスには、世界のMICE業界関係者が200人以上参加する見込みで、同局は会場内にブースを出展し、マカオのMICE業界の人材、会場、オーガナイザーの優位性をアピールすることで、マカオ及び横琴(広東省とマカオ特別行政区が共同管理する特殊経済区「横琴広東マカオ深化協力区」)へのMICEイベント誘致に繋げたい考えとのこと。

 また、今回は同局とマカオ政府旅遊局、マカオのMICE業界関係者約10人に加え、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア/GBA)に位置する広東省内の9都市のMICE業界関係者約40人も参加するという。

 同局でによれば、GBA企業団の参加は今回が初めてで、地域の競争力を高めることが狙いという。

 マカオは前年のUFIアジアパシフィックカンファレンス2024でホスト都市を務めた。マカオ政府は経済の過度なカジノ業界への依存を軽減するための多元化政策に取り組んでおり、MICEは重点育成産業のひとつに位置付けられている。

前回マカオで開催された「UFIアジアパシフィックカンファレンス2024」会場の様子(資料)=2024年3月(写真:IPIM)

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