2014年度現金支給はじまる―7年連続実施

マカオ政府財政局は6月30日、2014年度現金支給プランに関する法律が6月27日に発効し、今年7月2日から順次支給をスタートすると発表。支給金額はマカオ特別行政区永久性居民が9,000パタカ(日本円換算:約11万円)、同非永久性居民が5,400パタカ(約6万7000円)。

現金支給は7年連続7回目の実施となる。支給は7月2日からスタートし、9月末まで段階的に行う。支給方式は年金受給者や公務員などが銀行振込、その他は小切手。対象者は2013年12月31日時点で有効なマカオ特別行政区永久性居民身分証または非永久性身分証の保有者となる。

政府が広く市民に対して現金支給を行う背景には、インフレ対策や富の還元といった名目がある。

支給される小切手の見本(写真は2012年度のもの)―本紙撮影

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